警備員は底辺って本当?現役の施設警備員が解説してみます!

底辺
注意

この記事はあくまで個人の見解です。

kb

結論から言っちゃうと、底辺な人もいるし、そうでない人もいるよ

警備員にもいろいろいます

まず、ひと口に警備員といっても色々いますので、「警備員は底辺」というのは、「日本人はアニメ好き」と言うのと同じくらい、乱暴な言い方だと思います。

例えば、運搬警備や身辺警護、機械警備などの業務を行なっている警備員は、いわば普通の社会人です。

家族を養って、なんなら郊外に家を買えるような生活水準で働いています。ですので底辺ではありません。

底辺の疑いが持たれるのは、私がやっているビルの警備員さん(施設警備)と、交通誘導の警備員さん(雑踏警備)になります。

底辺警備ピラミッド

底辺とはなんぞ?

この記事を書くにあたって、まずは底辺とはどんなものか考えてみたのですが、

底辺の仕事とは、

  • 誰でもできる仕事
  • 過酷な労働環境
  • 低収入

といったことではないでしょうか?

そうだとすると、施設警備と雑踏警備は誰でもできる仕事ですので、文句なく底辺の条件に当てはまります。

学歴や職歴も必要ありませんし、警備関連の資格はありますが、始める時には必要ありません。

しばらく働いていると、隊長や本社から資格を取るように促されますが、取らないで働き続ける人もざらにいます。

次に、過酷な労働環境ですが、これは施設警備と雑踏警備で違いがあります。

雑踏警備は外での勤務ですので、夏は暑く、冬は寒いです。しかも立ちっぱなしなので、過酷な労働環境といえるかもしれません。

それに比べ、施設警備員は屋内の勤務なので、エアコンが効いてます。ですので、過酷な環境には当てはまらないと思います。

最後に収入ですが、これは人それぞれなので一口で言えません。

なぜなら施設警備と雑踏警備の仕事は、基本的に働いたら働いただけ、給料がもらえる仕事だからです。

中には一般的な会社員と同じか、それ以上に稼いでいる人もいます。

ただ、全体の平均でいうと、間違いなく低収入の部類に入ると思います。

雑踏・施設警備は底辺か?

雑踏・施設警備員が底辺の条件に当てはまるかまとめました。

誰でも可過酷環境低収入
雑踏底辺底辺人による
施設底辺NO底辺人による

このように、施設・雑踏警備の仕事は、かなり底辺の条件に当てはまっています。

雑踏警備に至っては、人によっては、なんと底辺の条件を全て満たしてしまっています。

まとめると、雑踏警備でも施設警備でも、あまり勤務に入らず低収入で、昼間からお酒を飲んだりギャンブルをしているような人は、底辺だといえます。

逆に、家族のために、毎日長時間くたくたになるまで働いて、頑張ってそれなりの収入を得ている人は、底辺とは言えないと思います。

kb

ちなみに僕は、お酒もギャンブルもやらないけど、勤務はそこそこ入って、昼間からプレステばっかやってるから、底辺かもしれない

最後に 警備員の主張

最後になりますが、底辺の警備員がたくさんいるのは、残念ながら事実です。

ですが、警備員が本当に底辺だったとしても、直接私たちに、高圧的だったり、バカにしたような態度をとるのは、控えていただけないでしょうか(昔に比べるとだいぶ減ったそうですが)

心の中で思うのはしょうがないのですが、口や態度には出さないでもらえるとありがたいのです。

街なかに、髪の毛が薄い人や太っている人がいたとして、本当にそうだったとしても、直接本人には言いませんよね。

さらに警備員の中には、底辺とは言えない立派な人もいるのです。

しっかり働いて家族を養っている人や、他に夢があって生活費のため働いている人、定年まで一般の会社を勤め上げ、第二の人生を歩んでる人などは、底辺とは言えないと思います。

私のような人間が言われるのはしょうがないですが、ちゃんとした人がきつい言葉を投げかけられているのを見ると、本当に胸がいたみます。

警備員には、底辺の人もいるし、そうでない人もいるのです。

「警備員は底辺って本当?現役の施設警備員が解説してみます!」への6件のフィードバック

  1. 僕が大学生の時アルバイトでは警備員が1番、日給が高かったです!当たり前のように、お弁当と、お茶やドリンク付きでしたよ。今は給料が安いんですね

  2. 私もこの2か月前、施設警備員になりました。今は人が足りない時期でしょうか。70歳以上が2人、60代3人、40代1人と課長50代の組み合わせです。後女性やアルバイトの応援かはいります。家なし、車なし、奥さんなし、そして博打好きなど吹き溜まり職場に感じます。ボタンの掛け違いの人が多いかな。まともに話しはできません。

  3. 雑踏よりも交通誘導の括りのほうが分かりやすいと思います。

    過酷よりも人が嫌がる仕事としたほうが分かりやすいと思います。

  4. 警備の仕事は社会不適応症ぎみの人にうってつけだと思います。酒・麻雀・ゴルフなどの付き合いは皆無です。仕事は土日・祝日・年末年始にはあり、しかも夜勤や宿直勤務があり一般生活者とはスレ違いの生活を送り、友達も限りなく少なくなります。
    自分だけの人生になります。自由で自分で切り開いて行かなければなりません。

  5. ここの、ホ―ムページで気に入った部分で、監視中で何事もなければ心は自由で物思いにふけることができます。あと、施設警備と似た仕事でビル管理人の仕事があります。ビル管理とか設備管理とか施設管理と分類されています。この仕事は資格や経験がいる仕事ですが、この頃は施設警備のほうが収入が良くなっています。ビル管理はオ―ナ―や仲間内から注文が多く使用人扱いになります。勉強も常にしなければなりません。それにくらべると施設警備のほうが趣味に生きることができます。

  6. トムキヤット

    警備会社に14年間働いていましたが、そこの会社や職場環境、クライアントにもよると思います。

    警備は施設警備でしたが、24時間勤務して帰れる会社はほとんどないです。
    そういう契約先は契約料が高くて、1時間当たりの警備料金が3500円でしたので、今はそういうところはほとんど無いですね。

    24時間勤務の警備会社は24時間勤務が終わっても日勤をやって夜の6時頃に帰れるので、家に帰ったら飯を食べて寝るだけになるので、自分の趣味に時間を要するに暇がない。
    残業100時間はやらないと手取り20万は貰えないと思う。

    さらに職場内で上司からのパワハラ、ユーザーからの1時間の立哨しているときにフラフラしているとか、ルール違反の人に注意したら説明が悪いとか悪質なクレームを言う人もいる。

    こっちは1時間も立ちっぱなしだと足も痛くなるし、クライアントからルール違反には注意するようにと言われているのに、そっちがルール違反して注意したのに、こっちが怒られないといけないのかなと理不尽な契約先もある。

    残業を毎月50時間のサービス残業を強要させたり、上司からのパワハラ、ユーザーからの陰湿なクレームがある契約先は辞めるか他の契約先に異動してもらうように会社の上層部に相談した方が良い。

    相談しても駄目なら退職を勧める。

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